Cato CloudにてTCP Accelerationを無効にする際は、以下の点にご注意ください。
以下の条件が満たせていない場合、TCP Accelerationが無効とならない可能性があります。
▼条件
1.無効にしたルールの上位にTCP Accelerationを有効にしているルールがないこと
2.無効にしたルールの上位に送信元IPを固定したルールがないこと
3.無効にしたルールの上位に複雑なネットワークルールがないこと
複雑なネットワークルールとは、以下を含むルールを指します
・アプリケーション
・アプリケーションカテゴリ
・サービス
・カスタムアプリケーション
・Domain/FQDNオブジェクト
4.TLSトラフィックの場合、アカウントレベルでTLS Inspectionが無効になっていること
(対象トラフィックのbypassではなく機能そのものを無効化ください)
5.HTTPトラフィックの場合、以下機能が無効になっていること
・Header Injection
・Anti-Malware
・CASB
6.無効にしたいルールが以下に記載の設定値で構成されていること
Source/Destination:
・Sites
・IP addresses
・Network interfaces
・IP Range
・Any
App/Category:
・Port Range
・Custom Service
上記に記載がない通り、[User]指定でのTCPアクセラレーションの無効化は機能しないため、
SDPユーザへ設定を実施したい場合は、IPアドレスやIP Rangeで設定する必要があります。
詳細につきましては、ご契約者様サイトへログインを行いご確認ください。