□新機能と機能強化
・ソケットの初期アップグレードの機能改善
ソケットをネットワークに接続すると、即座にソケットの最新バージョンへのアップグレードを試みます。アップグレード中に問題を検出するメカニズムを改良し、問題が発生した場合には自動的にアップグレードを再起動します。
以前は、アップグレードが失敗するとソケットを割り当てることができず、アップグレードを進めるためにはサポートに連絡する必要がありました。
・ベータAPI用の新しいラベル
APIリファレンスポータルにて、新しいAPIにベータラベルを付け始めました。このラベルは、APIスキーマが頻繁に変更される可能性があり、短期間前に通知されることを示します。
ベータとラベル付けされていないAPIはGA(一般公開)です。GAのAPIに対するスキーマ変更はまれであり、数か月前に通知されます。
・インラインおよびアウトオブバンドのアプリ活動トラフィックの豊富なイベント
インラインアプリケーションコントロールポリシーおよびアウトオブバンドのSaaSセキュリティAPIポリシーは、組織の承認されたクラウドアプリへのトラフィックを保護します。ユーザーがこれらのアプリで行う活動を容易に分析できるように、特定の活動だけでなく一般的なカテゴリのアプリ活動の新しいイベントフィールドを追加しました。
例えば、コミュニケーション&コラボレーションカテゴリでイベントページをフィルタリングし、チャット、ビデオ、および音声活動のすべてのイベントを表示できます。
新しいフィールドには「アプリ活動カテゴリ(App Activity Category)」と「アプリ活動タイプ(App Activity Type)」が含まれます。
これらのフィールドは、サブタイプ「アプリセキュリティ(Apps Security)」と「アプリセキュリティAPI(Apps Security API)」イベントに表示されます。
・完了しないDLPスキャンのデフォルトブロックアクションを設定
CatoのDLPがスキャンを完了できない場合にトラフィックをブロックするフェイルクローズモードを設定できるオプションを追加しています。例えば、ファイルが大きすぎてスキャンできない場合やスキャンがタイムアウトした場合です。
デフォルトでは、データコントロールポリシーはフェイルオープンであり、未完了のスキャンでもトラフィックを許可します。
現在の動作には変更はありません。
・新しいCatoアイコンおよびVisioステンシル
ネットワークダイアグラムやCato関連のプレゼンテーションに役立つ新しく改良されたCatoアイコン(SVGファイル)を作成しました。
これらのアイコンはVisioステンシルでも利用可能です。
今後の機能と強化のステータスをフォローするには、ナレッジベースのCato製品ロードマップをご覧ください。
注意)本アップデート内容はCato PoPに対して2週間かけて段階的に展開されます。新機能も同じ2週間の展開期間内でCato管理アプリケーションに段階的に有効化されます。予定されたメンテナンススケジュールの詳細についてはCatoステータスページをご覧ください。
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