HA構成時にPrimary SocketのLAN障害が発生した際、
トラフィックやLAN側スイッチのBGPステータスでは復旧していても、
Management Application(CMA※旧CC2)の仕様として、BGPステータスにはNot Establishが表示されます。
CMA上では、Master機のBGPステータスを表示しています。
HA構成で、LANの接続がなくなる(キープアライブが届かなくなる)と、
スプリットブレイン状態となり、両方のSocketがMaster状態となります。
そのためCMA上では、Primary SocketもMasterと表示されているため、
BGPステータスもPrimary Socketのものが表示されます。
※Socondary 機器もMasterですが、この場合、元々MasterのPrimary機器の
ステータスが表示されます。
※BGPステータスがPrimary Socketのまま、というだけでトラフィックは
Secondary経由で流れています。
なお、筐体障害やWAN回線の障害時の場合は、Master機がSecondaryとなりますので、
Socondary 機器のBGPステータスが表示されます。