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作成日: 2026/05/15

KDDI回線利用時における Cato Client の通信不安定事象について

KDDI回線(特にテザリング環境)利用時に、Cato Client 接続中の通信が不安定になる、または一部通信が正常に行えない事象が確認されています。
本事象は、回線側のパケット処理仕様と MTU(Maximum Transmission Unit)値の組み合わせにより発生している可能性があります。

発生する事象例
  • Cato Client 接続中に通信が不安定になる
  • 一部サイトやサービスのみ通信できない
  • VPN接続自体は確立するが、通信が途中で停止する
  • テザリング利用時のみ問題が発生する
原因について
本事象は、以下の要因が重なって発生していると考えられます。
1. KDDI回線側の挙動
通常、ネットワーク機器間では、経路上で送信可能なパケットサイズ(MTU)を超える通信が発生した場合、ICMPエラー等を返却し、通信機器側が適切なサイズへ自動調整(Path MTU Discovery)を行います。
しかし、今回の事象では、KDDI回線側において「パケットを破棄してもエラーを返さない」挙動がある可能性が確認されています。

2. MTU自動調整が正常に機能しない
上記により、端末側が通信可能なMTU値を正しく認識できず、Cato接続時の最大MTU(1347)を超えるサイズのパケットを送信し続けてしまうことで、通信障害が発生していると推測されます。
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