□新機能と機能強化

WAN Firewallの改善された自動分析

新しい「Review Over-Permissive Rules」分析機能により、過剰に広い許可設定の識別、改善を補助する推奨事項を提供します。下記のような原理で機能します。
・トポロジーに基づく発見的手法：大規模言語モデルによる判断だけでなく、ネットワークトポロジーの分析も用いて過剰なルールを特定します。
・拡張されたビジネス上の文脈とメタデータ：豊富な文脈情報により、各推奨事項の意図や運用上の影響を理解します。
・ルール説明文の改善：明確、柔軟、包括的な説明によって、より高速な意思決定に寄与します。
・実行可能なネクストステップ：ルールの最適化および強制力の強化のための、追加の推奨事項が提示されます。


XOps Site Operation Storiesに対する調査用の新しいアクション

XOpsの「Site Operation Stories」に該当するストーリーについて、ストーリーページから直接以下のアクションを実行、結果を確認することが可能となりました。
・Export Data to ISP Template：問題発生時のICMPおよびTracerouteの結果を取得できます。
・Get IPsec Status：IPsecトンネルの現在の設定およびステータスを取得します。
・GET BGP Status：BGPの現在の設定およびステータスを取得します。


Socketサイトのゼロタッチプロビジョニング強化

Socketのシリアルナンバーを用い、CMA上でSocketをサイトへ事前アサインすることが可能となりました。
・以前は、Socketのサイトへのアサインにはインターネット接続が必要でした。


iOS Client v5.6.4

11/16週より、App Storeから入手可能となります。
・安定性の向上、セキュリティ更新、バグ修正が含まれます。


WAN Network Rule向けのTerraformモジュール

管理者は、Terraformを使用し、JSON形式にてWAN Network Ruleのルール・セクションの定義と更新の自動化を行うことが可能です。
・構造化されたJSONファイルにより、大規模なWAN Networkルールのインポートを自動化します。
・CMAでのポリシー更新の間、ルール順序、セクションの優先度、アイテムの配置を維持します。




本アップデート内容は、Cato PoPに対して2週間かけて段階的に展開されます。新機能についても同じ2週間の展開期間内でCato管理アプリケーションに段階的に有効化されます。予定されているメンテナンスについてはCatoステータスページをご覧ください。
Product Update本文、関連Knowledge Baseの詳細については、ご契約者様サイトへログインを行い内容をご確認ください。