□新機能と機能強化
・新しいEPPエージェントv1.1
2024年5月5日から、エンドポイント保護(EPP)エージェントのバージョン1.1の展開を開始します。このバージョンには以下が含まれます。
・新しい保護エンジン
新しいアンチエクスプロイトエンジンは、機械学習を利用して、ソフトウェアの脆弱性を攻撃する脅威から保護します。
この新しいエンジンは、既存の2つの保護エンジンに加えて提供されます。
保護対象の攻撃手法の例としては、特権昇格(Privilege escalation)、プロセス内省(Process introspection)、LSASS認証情報のダンピング(LSASS credential dumping)が含まれます。
・他のEPP製品の自動チェック
CatoのEPPエージェントは、他のEPPソリューションが稼働している場合、効果的にエンドポイントを保護できません。エージェントがエンドポイントを保護できるように、他のEPPソリューションがインストールされているかどうかを自動的にチェックします。
・エージェントを一度にアンインストールして削除
エージェントをエンドポイントからアンインストールして、アカウントから削除することが、一度の操作で可能になりました。以前は、エージェントをアンインストールし、別の操作でエージェントを削除する必要がありました。
必要に応じて、アカウントから削除せずにエージェントをエンドポイントからアンインストールすることも可能です。
・新しいGitHub用SaaS Security APIコネクタ
GitHub用のコネクタを追加しました。これにより、ユーザーがGitHubリポジトリにプッシュするコミットをスキャンして、機密データを特定できます。
すべてのリポジトリをスキャンするか、特定のリポジトリを選択することができます。
イベントには、コミットのdiff比較へのリンクが含まれています。
・アプリケーション制御ポリシーのためのクライアント通知
ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、CASBまたはDLPルールによってブロックされたときに、Cato管理アプリケーション(CMA)でユーザーに通知するクライアント通知を有効にすることができます。
Windowsクライアントv5.10以上でサポートされています。
・ビデオ更新がCatoアカデミーに移動
2024年6月1日から、機能更新のビデオは、Catoアカデミーのプロダクトアップデートセクションでのみ利用可能になります。ナレッジベースのビデオは、2024年6月1日以降、アーカイブされ、利用できなくなります。
Catoアカデミーのプロダクトアップデートセクションをブックマークして、最新の機能のビデオを簡単に確認できるようにしてください。
今後の機能や強化点のステータスを追跡するには、ナレッジベースのCatoプロダクトロードマップを参照してください。
□PoPアナウンス
・日本、大阪:大阪PoPロケーションに新しいIPレンジ(202.75.243.0/24)が追加されました。
注意)本アップデートの記載内容は、2週間かけてCato PoPに順次展開されます。新機能はPoPと同じく2週間のロールアウト期間をかけて、Cato管理アプリケーション(CMA)でアクティブ化されます。予定されているメンテナンス計画は、Cato Statusページをご確認ください。
Product Update本文、関連Knowledge Baseの詳細については、ご契約者様サイトへログインを行い内容をご確認ください。