□新機能と機能強化
・デバイスインベントリ(Device Inventory)でネットワーク上のデバイスを可視化
新しいDevice Inventoryページは、IT、IoT、OTデバイスに関する豊富なデータが表示され、動的ウィジェットと高度なフィルタリングオプションによって強化されています。
高度な機械学習モデルを使用することで、このプラットフォームの拡張機能は、非常に高い精度でデバイスを検出し、細かいカテゴリに分類します。
これにより、ネットワーク上のデバイスを明確かつ効果的に監視・管理し、潜在的なセキュリティの脆弱性を特定することができます。
例えば、ネットワーク上のすべてのIPカメラを確認し、ファームウェアが最新であることをチェックできます。
各デバイスについて報告される情報には、デバイス・タイプ、モデル、バージョン、オペレーティング・システム、デバイス・ユーザー、ネットワーク接続データなどが含まれます。
※Device Inventory は、[Assets]>[Device Inventory]に追加されます。
・Entra ID(Azure AD)のサインインアクティビティの統合
認可されたアプリエコシステムでの使用状況を包括的に表示し、サインインに関連する潜在的なセキュリティ上の懸念や傾向を特定できます。
Entra ID APIへのコネクタを追加し、企業のEntra IdPテナント上のすべてのユーザーのサインインとサインイン異常イベントの可視性を拡張しました。
サインインデータは、新しいクラウドアクティビティダッシュボード(Cloud Activity Dashboard)と、サインインおよびID関連の異常に対する新しいセキュリティイベントサブタイプに表示されます。
・Cloud Activity Dashboard の洞察例:
・サインインに失敗した回数が不審に多いユーザー
・国ごとのサインイン失敗数の内訳
・新しいイベントサブタイプ:"Application Sign-in"と"Identity Alert"が、Events、eventsFeed API、Event Integrationフィードへ追加
※Cloud Activity Dashboard は、[Monitoring]>[Cloud Activities]に追加されます。
・DLPコンテンツ検査用OCRスキャンをカバー
Cato DLPエンジンは、画像ファイル内のテキストをスキャンして分析できるようになり、機密データの保護レイヤーが追加されました。
例えば、スキャンした文書内の機密情報を簡単に検出し、画像ファイル内のテキストコンテンツを特定することでコンプライアンスを確保します。
□PoP アナウンス
・中国、上海:140.207.250.192/26の新しいIPレンジが上海のPoPロケーションでまもなく利用可能になります。
・中国PoPデータセンターにおけるIPレンジ廃止のお知らせ
北京、上海、深センのPoPデータセンターにおいて、以下のIPレンジが変更となります。
・北京_DC3(Beijing_DC3)の123.59.229.192/26は2024年1月14日に廃止されます。
・深セン_DC1(Shenzhen_DC1)の58.254.183.224/27、59.36.210.32/27は2024年1月21日に廃止されます。
2024年1月21日に以下のレンジが追加されます。119.147.8.0/26、211.95.135.128/26
・上海_DC3(Shanghai_DC3)221.228.77.128/27は2024年1月31日に廃止されます。
□Knowledge Base アップデート
・Azure Conditional Access Fails to Allow Cato SSO Authentication
(Azureの条件付きアクセスがCato SSO認証を許可しない)
□ビデオ特集の概要
・OCR Scanning for DLP Content Inspection
(DLPコンテンツ検査のためのOCRスキャン)
注意)本アップデートに記載されている内容は、2週間かけてCato PoPに順次展開されます。新機能はPoPと同じく2週間のロールアウト期間をかけて、Cato管理アプリケーション(CMA)でアクティブ化されます。予定されているメンテナンス計画は、Cato Statusページをご参照ください。
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