□新機能と機能強化
・ソケット(Socket)接続ステータスの可視性を強化
ソケット・ポートとリンクのステータスを表示するために以下の拡張を行いました。
ソケットの物理ポートと接続ステータスを1つのステータス・フィールドに統合しました。
・トポロジー(Topology)-ソケット・プレビュー・パネル(Socket preview panel)
・Scoket - ポート・ステータス(Port Status)列
ソケットページに、セカンダリソケットリンク用の新しいPort Status列を追加しました。
・ソケット(Socket)再接続イベントメッセージの改善
ソケットが再接続された理由を説明するために、イベントに詳細を追加しました。
たとえば、WANケーブルが切断され、再接続されたためにソケットが再接続された場合、イベントメッセージには次のように表示されます。
WANポートが物理的に切断された後に再接続されました。
また、改善された再接続の理由は、サイト・スナップショット・ページ、およびAccountSnapshot APIクエリのtunnelReconnectionReasonフィールドでも確認することができます。
□Cato SDPクライアントリリース
・Windowsクライアントバージョン 5.9
2023年11月20日より、Windowsクライアントバージョン5.9の展開を開始します。
このバージョンには以下が含まれます
・セキュアなリモートインターネットアクセスのための新しいエクスペリエンス(Early Availability)
セキュアなインターネットアクセスのユーザーエクスペリエンスを一新する新機能を導入します。
ユーザーは、1回認証に基づくインターネットセキュリティの恩恵を受けることができ、ビジネスの継続性を確保しながらAlways-Onを使用することができます。
1) ワンタイム認証によるリモートインターネットセキュリティ
セキュリティで保護されたインターネット・アクセスでは、リモート・ユーザーは一度だけ認証を行う必要があります。
このモードでは、インターネットトラフィックに対して Cato Security ポリシーが常に適用されるため、ユーザは再認証の必要なく継続的にアクセスできます。
2) 常時接続(Always-On)の新しいバイパス(Bypass)モード
ユーザーは、管理者の承認を待つことなく、一時的にインターネットにアクセスできます。
ユーザはクライアントに理由を入力し、一時的に常時接続をバイパスしてクライア ントを切断することができます。
バイパスの期間は管理者が設定できます。
3) 常時接続(Always-On)回復(Recovery)モード
Cato クラウドへの接続が利用できない場合、ユーザーはインターネットにアクセスできます。
例えば、キャプティブポータルがクライアントの Cato クラウドへの接続を妨げた場合でも、ユーザーはインターネットにアクセスできます。ただし、Catoのセキュリティはバイパスされます。
・デバイスポスチャー(Device Posture)チェックによるセキュリティポスチャーの向上
デバイスポスチャープロファイルにDLPのチェックを含めることができるようになりました。
デバイスポスチャープロファイルは、クライアント接続およびセキュリティポリシーに含めることができます。
・クライアントUIの改善
クライアントUIを更新しました
クライアントが Cato Cloud への接続を確立する際に問題が発生した場合のメッセージの改善。
常時接続が実施されているかどうかの表示を設定ページに移動しました。
・デバイスポスチャー(Device Posture)チェックのベンダーとバージョンを更新
クライアントが使用するOPSWATフレームワークバージョン4.4.3.3714に更新しました。
・Androidクライアントバージョン 5.0.1.115
2023年11月20日より、Androidクライアントの新バージョンがGoogle Playストアでご利用いただけます。
このバージョンには以下が含まれます。
・デバイスポスチャー(Device Posture)チェックによるセキュリティポスチャーの向上
デバイスポスチャープロファイル内にデバイス証明書のチェックを含めることができるようになりました。
デバイスポスチャープロファイルは、クライアント接続およびセキュリティポリシーに含めることができます。
・バグ修正と機能強化
このバージョンでは、以下を含む多くのセキュリティ強化およびバグ修正が含まれています。
常時接続(Alway-On)を有効にしているユーザーが、機内モードを有効にして無効にするまで、クライアントが Cato Cloud に接続できない問題を解決しました。
・デバイスポスチャー(Device Posture)チェックによるセキュリティポスチャーの向上
デバイスポスチャープロファイルにDLPのチェックを含めることができるようになりました。
デバイスポスチャープロファイルは、クライアント接続およびセキュリティポリシーに含めることができます。
macOSバージョン5.4.3からサポートされています。
□PoP アナウンス
以下のPoPロケーションで現在、これらのIPレンジが利用可能です。
・アメリカ マサチューセッツ州 ボストン:216.205.119.0/24
・アメリカ ミネソタ州 ミネアポリス:216.205.117.0/24
・アメリカ ミシガン州 デトロイト:216.205.116.0/24
□Knowledge Base アップデート
・Handling Stolen or Compromised Sockets
(盗難、または侵害されたソケットの処理)
注意)本アップデートに記載されている内容は、2週間かけてCato PoPに順次展開されます。新機能はPoPと同じく2週間のロールアウト期間をかけて、Cato管理アプリケーション(CMA)でアクティブ化されます。予定されているメンテナンス計画は、Cato Statusページをご参照ください。
Product Update本文、関連Knowledge Base等の詳細については、ご契約者様サイトへログインを行い内容をご確認ください。