□新機能と機能強化
Advanced Groupによる大規模なIPレンジの管理
先にリリースしたAdvanced Group機能にて、新たにIPレンジをメンバーとして定義し、複数のルールで再利用することで運用の効率化と一貫性の確保を行うことが可能となりました。
・現在はInternet FirewallおよびWAN Firewallにのみ対応します。他機能への対応はまもなく提供されます。
新バージョンのCato Client
10/19週中に、以下の新しいCato Clientがリリースされる予定です。
・Windows Client v5.18
-クライアント埋め込みブラウザが、Chromium version 139.0.280ベースに更新されます。
・iOS Client v5.6.2
・Android Client v5.2.1
・いずれのクライアントも、安定性の強化、セキュリティアップデート、バグ修正を含んでいます。
CMA AdminをIdPサービスからプロビジョニング
Catoの管理者ユーザについて、IdPサービスからプロビジョニングすることが可能となりました。
従来は、モバイルユーザおよびグループのみが対象でした。
・モバイルユーザと管理者ユーザの双方を、単一のIdPで管理することが可能になります。
近日稼働予定の、日本向けの新たなCMAインスタンス
Catoのグローバル拡充戦略の一環として、2026年1月に日本で新しいCMAインスタンスを稼働予定です。
このリージョンは日本での新規顧客およびその顧客へ対応するパートナー向けに提供されます。
既存のCMAインスタンスと同様の機能を持ち、世界中のPoPへシームレスに接続可能です。
・既存のユーザへの影響はありません。
APIの詳細なRBAC(ロールベースアクセス制御)
CatoのAPIによるクエリ、設定について、一貫したセキュアなアクセス制御をもたらすCMA管理者と同様の許可設定が可能となりました。本機能は、既存のAPIキーやサービス統合には影響を与えません。
・詳細な制御:APIキーは、CMA管理者やアカウントに適用されているRBAC機能を継承します。権限をView Onlyにダウングレードさせることが可能です。
・管理者に紐づけられたAPIキー:APIは、それぞれ特定の管理者へ紐付けられます。個人的な自動化や手動でのAPI操作など、個人的な利用に適しています。
・サービスプリンシパル:共有の自動化処理やシステム統合向けに設計された「Service Principal」は、CMAへログインすることができません。これにより生成されるサービスキーは特定の管理者との紐づけがなされず、アカウントレベルでのシステム統合に対応します。
Socket一斉アップグレードのスケジューリング
Socketのマネジメント強化のため、一斉アップグレードを30日後までの指定したメンテナンスウィンドウ内で実行するよう、事前にスケジュール設定を行うことが可能となります。
最後に確認されたIPアドレスに基づくアセット配置
巨大な、あるいは分散した環境でのアセット配置を素早く行えるよう、Device Inventoryページは最後に接続した際のIPアドレスレンジに基づくフィルタリングに対応します。この機能の利用のためには、フィルタとして以下を利用します。
・Between:始点と終点のIPアドレスを定義してIP範囲を指定
・Within:CIDRでIP範囲を指定(例:10.0.0.0/24)
・本機能の利用には、IoT/OTライセンスが必要です。
Socketの新バージョン: v24.0.20639
Cato Socketのv24.0.20639について、段階的リリースを開始しました。本バージョンには、バグ修正と内部的な処理の強化が含まれています。
本アップデート内容は、Cato PoPに対して2週間かけて段階的に展開されます。新機能についても同じ2週間の展開期間内でCato管理アプリケーションに段階的に有効化されます。予定されているメンテナンスについてはCatoステータスページをご覧ください。
Product Update本文、関連Knowledge Baseの詳細については、ご契約者様サイトへログインを行い内容をご確認ください。
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