□新機能と機能強化
・ライセンス購入なしでサービスを調査および設定が可能へ
Catoクラウドのライセンスを購入していなくても、ライセンス付きサービスの設定を実験したり確認したりすることができるようになりました。これにより、サービスの機能や価値をよりよく理解することができます。
サービスを有効化するには、ライセンス購入が必要です。
・ソケットサイト向けの強化された接続SLAメカニズム
接続SLAメカニズムの粒度を改善し、リンクが受け入れられないSLAに達した時を判断できるようにしました。特定のパーセンテージ(N%)の時間ウィンドウを定義し、そのウィンドウ内でリンクが受け入れ可能なSLAを持っているかを判断します。例えば、パケット損失が120秒の時間ウィンドウの50%に設定されている場合、そのウィンドウ内で60秒間パケット損失が発生すると、そのサイトは受け入れられないSLAとなり、適切な対応が取られます。
・以前はSLAは時間ウィンドウの100%に基づいて計算されていましたが、新しいデフォルト値は50%です。
・ソケットのv20.0以降に対応しています。
・SaaS Security API - 追加コネクタ向けの脅威保護(Threat Protection)
次のコネクタに脅威保護マルウェアスキャンのサポートを追加しました
ServiceNow、SalesForce、GitHub
・一般的な問題に対する新しいトラブルシューティングプレイブック
一連の一般的な問題に対処し、トラブルシューティングを行うためのプレイブックをナレッジベースに追加しました。例えば、Socket展開および登録プレイブックは、Catoにソケットを登録する際の一般的な症状や登録ステータスと接続性を確認するためのツールを説明しています。
・クライアント接続ポリシーへの移行に関する更新
2024年6月1日以降、クライアント接続ポリシーに手動で移行していない顧客に対しては、移行が完了するまでデバイス認証ページが引き続き利用可能です。ユーザーに対する動作の変更はありません。
・クライアント接続ポリシーに自動的に移行された顧客に対しては、今後数週間以内にデバイス認証ページが削除されます。
・デバイス認証ページの設定を構成していない顧客には、デバイス認証ページはすでに利用できません。
・Cato管理アプリケーション(CMA)強化
ソケットインベントリページに各ソケットの説明を表示するオプションの列を追加しました。
[Administration] > [Sockets Inventory]
詳細および今後の機能や拡張機能のステータスについては、Cato製品ロードマップを参照してください。
注意)本アップデートの記載内容は、2週間かけてCato PoPに順次展開されます。新機能はPoPと同じく2週間のロールアウト期間をかけて、Cato管理アプリケーション(CMA)でアクティブ化されます。予定されているメンテナンス計画は、Cato Statusページをご確認ください。
Product Update本文、関連Knowledge Baseの詳細については、ご契約者様サイトへログインを行い内容をご確認ください。