11月20日に公開されたWindowsクライアントバージョン5.9のEA(早期リリース)についての補足説明です。
Catoクラウドアップデート情報(2023年11月20日)セキュアなリモートインターネットアクセスのための新しいエクスペリエンス(早期リリース:Early Availability) 早期リリース(EA)は、アカウント毎に申請を行うことで機能検証を行うことが可能です。
EAの申し込みは当社担当者またはサービス窓口までご連絡ください。
EAは申し込みから1週間程度で利用可能になります。
EA適用後は本番リリース(General Availability:GA)まで機能適用されます。
また、EAの機能は、GAでの提供機能と差分がある場合もございます。
セキュアなインターネットアクセスのユーザーエクスペリエンスを一新する新機能を導入します。
1) Remote Internet Security with One Time Authentication(ワンタイム認証によるリモートインターネットセキュリティ)
セキュリティで保護されたインターネットアクセスでは、リモートユーザーは一度だけ認証を行う必要があります。
このモードでは、インターネットトラフィックに対して Cato Security ポリシーが常に適用されるため、ユーザは再認証の必要なく継続的にアクセスできます。
また、SSOを利用している場合、iDPトークンとCatoトークン両方の有効期限が切れている状態であっても認証のコントロールができます。
※認証に成功している場合であっても、ユーザーの無効/削除を行った場合は
Catoへ接続ができなくなります。
2) New Bypass Mode for Always-On(常時接続の新しいバイパスモード) ユーザーは、管理者の承認を待つことなく、一時的にインターネットにアクセスできます。
ユーザはクライアントに理由を入力し、一時的に常時接続をバイパスしてクライアントを切断することができます。
バイパスの期間は管理者が設定できます。
※12月04日のProduct Updateより順次導入予定
3) Always-On Recovery Mode(常時接続の回復モード) Cato クラウドへの接続が利用できない場合、ユーザーはインターネットにアクセスできます。
例えば、キャプティブポータルがクライアントの Cato クラウドへの接続を妨げた場合でも、ユーザーはインターネットにアクセスできます。
ただし、Catoのセキュリティはバイパスされます。
※12月04日のProduct Updateより順次導入予定
設定方法や動作の詳細につきましては、
以下のSCSKエンジニアブログ(TechHarmony)をご参考にしてください。
Cato クラウド Always-On の新機能を徹底解説! ~2023.11のアップデートについて~※現在はWindows版のみです、将来的には他のOSでサポートされると思われますが、時期が未定です。