□新機能と機能強化

・クライアント自動ロールアウトの制御とモニターについて
　今後数週間にわたり、クライアントロールアウト画面を順次展開し、クライアントバージョンのロールアウトのコントロールと可視性を向上させます。
　新たに [Access] > [Client Rollout] 画面がリリースされます。
　これにより以下のことが可能になります
　・各クライアントの段階的なロールアウト状況の表示
　・OS ごとの自動アップグレードの一時停止と再開
　・OS ごとに異なるクライアントアップグレードポリシーを設定
　・最新バージョンのクライアントを簡単にダウンロードしたり、ドキュメントを閲覧する ことができます。
　これは、これまでの [Access] > [Client Access] > [Upgrade Policy] 画面の置き換えとなります。

・新しいドメイン検索フィールドが悪意のあるドメインの特定に役立ちます
　ドメインのセキュリティリスクを評価するために、ドメイン検索結果に新しいフィールドを追加しました
　・悪意のあるスコア（Malicious Score）：Catoの脅威インテリジェンスアルゴリズムによると、ドメインが悪意のある可能性
　・人気度（Popularity）: Catoの内部データによると、ドメインの訪問頻度 - 人気の低いドメインは、一般的に疑わしいです。

・セキュリティ・ストーリーの新しいフィールド
　ストーリーズワークベンチでは、アカウント内の他のストーリーの共有コンテキストに基づいて、ストーリーデータを強化しています。
　以下の新しいフィールドを追加しました
　・Predicted Verdict、Predicted Type
　　これらのフィールドは、最終的な評決とマルウェアの種類に関する機械学習予測に基づいています。
　　これにより、ストーリーが悪意のあるものである可能性を最初に評価し、最も重要なストーリーに分析を集中させることができます。
　・Similar Stories
　　同じインジケータの攻撃やターゲットのストーリーを表示することで、分析の重要なコンテキストを得るのに役立つストーリーのリストです。

・ネットワーク・ルール（Network Rules）のエクスポート
　ネットワーク・ルール画面から、ネットワーク・ルールをCSVファイルにエクスポートできるようになりました。

□Knowledge Base アップデート

・Troubleshooting Cato SDP Client Performance Issues
（Cato SDPクライアントのパフォーマンス問題のトラブルシューティング）
・Understanding Packet Flow with Cato SPACE Architecture
（Cato SPACEアーキテクチャのパケットフローの理解）