□新機能と機能強化
・Cato DLP MIPラベルの自動インポート対応
Microsoft Information Protection (MIP) ラベルを自動的にインポートし、DLP Data Type で Data Control ポリシーに使用できるようになりました。
このラベルはMicrosoftのテナントで完全に管理され、DLPエンジンがそれを適用して機密コンテンツを特定します。
・サイトアナリティクス(Site Analytics)の機能強化について
今後数週間にわたり、サイトアナリティクスのデータを新しいインフラに徐々に移行し、より良い精度とパフォーマンスを実現します。
・この変更により、以下の画面が影響を受ける予定です
Site Analytics(サイト分析)、User Analytics(ユーザ分析)、Site Overview(サイト概要)、SDP User Overview(SDPユーザ概要)
・AccountMetrics APIに変更はありませんが、データは新しいソースから取得されます。
・この変更がアカウントに適用された後、Site Analyticsのデータの最短開始日は、2023年3月1日からとなります。
以前のデータにアクセスするには、サポートまでご連絡ください。
・SDPクライアント用設定ファイルのサポート終了のお知らせ
2023年6月4日より、リモートアクセスのセキュリティを強化するため、新規SDPユーザーのユーザー認証情報を提供するための設定ファイルの使用ができなくなります。
・既存のSDPユーザーで、設定ファイルをダウンロードして使用している場合は変更はありません。
・SDPユーザーは、ユーザー名とパスワードを手動で入力することで認証することができます。
・Cato管理アプリケーション(Cato Management Application)の機能強化
・ソケットのリンクの接続状態の視認性を向上しました
ソケットの設定画面において、各リンクの物理的な接続状態を表示するようにしました。
□Cato SDPクライアントのアップデートとリリース
・macOS Client v5.4について
2023年5月14日週にmacOSクライアントv5.4のロールアウトを開始する予定です。
このバージョンで予定されている機能および拡張は以下の通りです
・デバイス証明書の新しいデバイスポスチャーチェックにより、セキュリティが強化されます
デバイスポスチャープロファイルの中に、デバイス証明書のチェックを含めることができるようになりました。
デバイスポスチャープロファイルは、クライアントコネクティビティおよびセキュリティポリシーに含めることができます。このチェックは以下になります。
・ネットワークに接続する前に、ルールベースのポリシーのSDPユーザーまたはユーザーグループに必要な証明書があることを確認することで、デバイス認証を向上させる。
・企業リソースにアクセスするために、ファイアウォールポリシーでより厳格なデバイスポストの要件を定義できるようになります。
・Always-OnがCato Networksの一時的なバイパスをサポートするようになりました
Always-Onを使用しているSDPユーザーは、macOSクライアントでバイパスコードを入力することで、Catoのセキュリティを一時的にバイパスしてインターネットにアクセスできます(Windowsクライアントのバイパスコードと同じ操作感)
・バグ修正
・スリープ解除後の再接続を改善しました
・外部ブラウザで再認証すると、1つのブラウザタブが開く
・大容量ファイルのダウンロードや転送時のクライアント接続性の向上
・SDPユーザーはオフィスモードを無効化できる
クライアントロールアウトプロセスの詳細については、Knowledgeを参照してください
・Best Practices for Cato Windows and macOS Client Upgrades
・Client Lifecycle Management
□PoPのお知らせ
・東京、日本 東京に2つ目のCato PoP(Tokyo_DC2)が登場しました。
・アメリカ、オースティン オースティンでCatoのPoPがまもなく利用可能になります。