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作成日: 2023/02/24

Primary SocketのLAN障害時にBGPのステータスが変わらない

HA構成時にPrimary SocketのLAN障害が発生した際、
トラフィックやLAN側スイッチのBGPステータスでは復旧していても、
Management Application(CMA※旧CC2)の仕様として、BGPステータスにはNot Establishが表示されます。
 
CMA上では、Master機のBGPステータスを表示しています。
HA構成で、LANの接続がなくなる(キープアライブが届かなくなる)と、
スプリットブレイン状態となり、両方のSocketがMaster状態となります。

そのためCMA上では、Primary SocketもMasterと表示されているため、
BGPステータスもPrimary Socketのものが表示されます。
※Socondary 機器もMasterですが、この場合、元々MasterのPrimary機器の
 ステータスが表示されます。
※BGPステータスがPrimary Socketのまま、というだけでトラフィックは
 Secondary経由で流れています。

なお、筐体障害やWAN回線の障害時の場合は、Master機がSecondaryとなりますので、
Socondary 機器のBGPステータスが表示されます。
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